60秒解説

LPガスを安全に使うために


 私たちの生活のいろいろな場面で利用されている「ガス」は、今ではなくてはならない存在となっている。ガスコンロ、ガス給湯器、ガスファンヒーターなどのガス器具を利用するために欠かせないが、扱い方を誤ると思わぬ事故につながることもあるため注意が必要だ。

事故の発生状況

 ガスを供給する方法の中でも、ボンベに充てんして供給されるのはLP(液化石油)ガスで、プロパンガスとも呼ばれている。2018年のLPガスの事故による負傷者数は46名で、1967年以来最も少ない人数となった。他方、事故の件数は2018年で206件と前年よりも若干増加となった。また残念ながら、CO(一酸化炭素)中毒事故が発生し、1名の方が亡くなっている。

事故の現象、起因

 事故の現象は、ガスの漏えいに関するものが142件と最も多く、漏えい火災・漏えい爆発に関するものが57件、CO中毒・酸欠に関するものが7件となっている。これらの事故は一般消費者、LPガス販売事業者だけでなく、建物の解体工事などを行う他工事事業者や雪害等自然災害なども多く起因するなど、事故はさまざまな関係者が起こす可能性がある。

保安意識の向上を図るために

 そこで、毎年事故が発生しやすいとされている10月を「LPガス消費者保安月間」と定め、保安啓発活動を実施している。経済産業省、各都道府県、LPガス関係団体などが協力し、ガス器具の維持管理、CO中毒・ガス漏えい時の適切な処置方法の周知など、LPガスの保安意識を高めることで、事故を未然に防ぐべく取り組んでいる。

【関連情報】

毎年10月は「LPガス消費者保安月間」です

LPガスの安全

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