60秒解説

鋳物職人としての誇りと責任をもって

能作を支える「女性パワー」

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 1916年に高岡銅器による仏具などの鋳造製造を開始して以来、400年の歴史を持つ鋳造技術を継承しながらも、錫(すず)100%の鋳物製造や、各国の作家とのコラボレショーンも開始するなど、新しいことにも積極的に挑戦するものづくり企業「能作」(富山県高岡市)。女性従業員の割合は60%にも上り、うち管理職は55%と女性が活躍している。

さまざまな場面で力を発揮

 同社は、製品の開発・販売を一貫して手がけるブランド企業を目指し、製造だけではなく、商品企画、販売などへの事業を拡大しており、様々な場面で女性の力が欠かせない。これまで育児との両立を支援する育産休制度などを導入したほか、本社近隣に産業団地内の企業と共同で保育園を設置している。
 鋳物などの世界は、力仕事・男性社会といったイメージを持たれがちだが、デザイン性に富んだ製品を手がける同社では、繊細さを要求される仕事も非常に多く、ここ数年で女性の職人も増えている。今後も制度や環境を見直し、働きやすい職場へ改善していきたいと考えている。

多様な人材の活躍後押し

 中部地域は、日本のものづくりをリードする地域として発展してきただけに、日本がさらに競争力を発揮する上では、同社のように女性をはじめとする多様な人材が活躍する企業がより多く生まれることが期待される。
 中部経済産業局では、ものづくり企業で働く女性とそれを支える企業を応援するため、「ものづくり女子の活躍応援サイト」を運営している。この中では女性が活躍する企業の経営者や企業で活躍するロールモデルとなる女性、そして理系女性(リケジョ)からのメッセージをはじめ、女性の活躍に取り組む中部のものづくり企業を紹介している。研修やイベントなどの情報も発信しているのでぜひ、ご覧いただきたい。

【関連情報】

能作 紹介ページ

ものづくり女子の活躍応援サイト

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