60秒解説

LNG市場の発展に向けた国際会議

日本が提唱 柔軟かつ透明性の高い市場構築へ

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 2012年、世界最大のLNG(液化天然ガス)消費国である日本の呼びかけにより、LNG産消会議が開催された。LNGの生産国と消費国の、利害が異なる関係者が集まり、市場の発展に向けて率直な意見交換を行う、世界初の会議だ。6回目となる昨年の会議は、閣僚級を含め、世界32カ国・地域から1200人以上の関係者が参加した。

日本は世界最大のLNG輸入国

 日本は世界で取引されるLNGのうち、3分の1もの量を輸入している。日本国内の一次エネルギー総供給量のうちLNGの割合は23%を占める。また、温室効果ガスの排出が最も少ないクリーンな化石燃料として、近年その役割を拡大している。

LNG取引の特徴

 日本にとって非常に重要なLNGだが、この取引は当事者間のみの長期契約であることや、LNG船の受入れ基地があらかじめ限定されていること、購入価格が原油価格にリンクしていることなどが多く、輸入国にとって柔軟性や透明性を欠くものだった。

市場の重要性

 こうした状況を改善すべく、LNG産出国と消費国を集めた産消会議を日本が提唱して6年前から開催している。ここでは、新たな国・地域との連携関係を結びながら、柔軟かつ透明性の高い国際LNG市場の構築を目指している。

今年は10月に名古屋で開催

 7回目となる今年のLNG産消会議は10月に名古屋で行われる。LNG価格が安定すれば、LNG輸入を増やしているアジア各国にとっても有意義であり、また、産出国にとっても、安定した消費を念頭に長期的な投資が見通しやすくなる。今年も、LNG市場の関係者が最新の動向について認識を共有した上で、今後のLNG市場の発展に向けた議論を深めていく。

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