60秒解説

大掃除の機会に製品の点検をしよう


 寒さが厳しくなる冬場は暖かく快適に過ごすため、電気ストーブ、こたつ、加湿器などの電化製品を使用する機会が多くなる。これらの製品の掃除や、点検をしっかりすることで、火災などの事故を未然に防ぐことができる。でも掃除とどんな関係があるのだろうか。

ごちゃごちゃ配線に注意!!

 コンセントと電源プラグの隙間にホコリがたまった状態は、本来電気が流れないところに電気が流れて発熱・発火してしまう「トラッキング現象」を起こす恐れがあり、火災事故の原因となる。また、掃除の際に電源コードを引っ張る、机や椅子の脚で踏むなど、無理な力が加わることも断線、ショートし火災の原因となる。

火災を伴う事故は約6割

 製品評価技術基盤機構(NITE)の事故情報によれば、ほこりや汚れが原因となる事故は多く報告されており、2015年から2019年の5年間での配線器具(延長コードやテーブルタップなど)による事故報告は282件。そのうちの実に164件(約58%)は火災を伴う事故だ。事故を未然に防ぐためには、大掃除の機会に普段は注目していない電源プラグやコード等を掃除することが重要となる。

リコール対象製品かの確認も

 また、リコール対象製品となっていないか確認することも重要だ。問題なく使えるからといってそのまま使っていると事故の原因になることもある。経済産業省のホームページ【製品安全ガイド】では、リコール対象製品を一覧にして公開している。リコール対象製品だった場合は不具合が生じていなくても使用を中止し、お買い求めの販売店や製造・輸入業者に相談していただきたい。安全に電化製品を利用するため、是非、この機会に確認してほしい。

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