60秒解説

古くなったガス管は早めの交換を


 ガスを供給するため地中に埋められたガス管の中のうち、白ガス管と呼ばれるガス管は古くなると経年劣化などにより見えないところで腐食が進み、ガス漏れの原因となるほか、地震の揺れで強い力を受けると腐食した部分が折れたり継ぎ手が緩んだりしてガスが漏えいし、火災や爆発の原因となるおそれがあるので注意が必要だ。

腐食が進んでいるかも

 白ガス管は地中へ埋設すると土の性質や水分などの影響により、年数の経過とともに腐食が進んでしまうことがある。このため1996年以降は白ガス管の埋設が禁止され、耐食性、耐震性に優れ、災害対策としても有効なポリエチレン管(PE管)などを使用することになっている。

必要に応じて交換を

 地中に埋設された白ガス管は30年を目安に取替えを推奨している。経年劣化によるガス管の腐食が原因とされる事故は過去10年間で171件起きている。そのうち人身事故になってしまったものは8件だ。事故を未然に防ぐためにはガス管の種類、埋設された時期などを確認し、必要に応じて取替えることが重要だ。

気になったら、まずは相談

 ガス事業者の資産である本支管(道路下のガス管)などについてはガス事業者により交換・改修が進められており、着実に対策が進んでいる。一方で、集合住宅や個人宅等を含めた民間施設の敷地内のガス管については敷地所有者の資産となるため、交換・改修費用は敷地所有者自身が負担する必要があるのだ。安全のためにも、是非、ガス事業者へ相談していただきたい。

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