60秒解説

試験機器・技術相談先を効率的に見つけよう!

公設試検索システムを刷新

システムのイメージ

 全国の鉱工業系公設試験研究機関のWebサイトで公開されている保有機器・研究者情報を一括検索・閲覧できるサイト「全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システム」が刷新された。

技術的側面で中心的な役割

 地域経済の活性化を図っていくためには、地域の潜在能力を結集してイノベーションを創出し、新事業・新産業を起こすことが必要となる。地域イノベーションの技術的側面から中心的な役割を担っているのが公設試験研究機関(公設試)だ。自治体が設置し地域の産業振興を目的に鉱工業、農林水産業、環境などの分野で依頼試験・分析、試験機器の開放、技術相談、技術研修といった技術サポートを行っている。

広域連携の実現を目指して

 これまでは、試作品を作りたい、材料試験をしたい、安全性・耐久性の分析をしたい、製品開発の相談がしたいと思っても、地元の公設試に当該分野の研究者がいない場合などは、どこの公設試に相談すれば良いのか分からなかった。また、各地域にとどまらず地域を越える広域連携が必要な場合もあり、全国にある公設試のウェブサイトで見つかるまで1つずつ調べていくという効率の悪い検索を繰り返すしかなかった。

全国規模の情報を効率よく

 こうした状況を改善するため、全国の鉱工業系の公設試が保有する機器情報および所属する研究者情報をユーザーが簡便かつ円滑に検索できるシステムを開発し、2016年4月から運用を開始した。現在、約1万5000件の機器情報と約1500件の研究者情報を一括検索できる。さらに検索の利便性を高めるため、機器検索の検索結果一覧に、メーカー名・形式を表示し、機器情報に予約関連サイトへのリンクを追加した。今後もユーザーにとっての利便性の向上に努めていく。

【関連情報】

全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システム