60秒解説

女性活躍推進に優れた上場企業は

なでしこ銘柄 今年も選定

 
 今般、東京証券取引所と共同で、女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として、業種ごとに46社選定した。また、「なでしこ銘柄」に準ずる企業を「準なでしこ」として、業種を問わず20社選定した。

経営戦略としてのダイバーシティ経営

 企業がグローバル競争の激化や産業構造の変化、少子高齢化等、日本をとりまく外部環境の変化に対応するためには「経営戦略」として人材戦略を変革することが不可欠となる。その柱として求められているのが、女性活躍をはじめとした「ダイバーシティ経営」だ。実際、欧米ではダイバーシティ経営への取組状況を含むESG(環境・社会・ガバナンス)要因を考慮した投資が拡大している。

なでしこ銘柄とは

 2012年度から、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定。女性活躍推進に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することにより、そうした企業に対する投資家の関心を一層高め、各社の取組を加速化していくことを狙いとしている。

取り組みと開示状況で評価

 東京証券取引所の全上場企業約3,600社から、企業価値向上を実現するためのダイバーシティ経営に必要とされる取り組みとその開示状況について評価を実施。
 とりわけ今年度は、女性取締役登用の更なる促進を図る観点から、女性取締役が複数名いる場合には、より高いスコアを付与するとともに、取締役会の監督機能を高めることの重要性を踏まえて、「ガバナンスの改革」に係るスコアリングの配点を前年度の2倍とする評価基準の見直しを図った。

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